レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1サヒールGPの金曜フリー走行を5番手タイムで終えた。アレクサンダー・アルボンは、FP1でターン2でスピンを喫し、早めに走行を切り上げる形になったが、それでも3番手と好調な出だしを見せる。FP2ではマックス・フェルスタッペンの約0.2秒差につけるが、他のドライバーも僅差となったために5番手に終わった。
「この独特なレイアウトを楽しんでいる。結構チャレンジングな箇所もあり、そこを攻めるのは面白かった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「うまくいった部分とそうでない部分を見直さなければならない。FP2よりもFP1のほうがグリップを感じたので確認しなければならないが、全体的なペースは上々でポジティブだとは思うものの、まだ序盤に過ぎない」「タイヤの冷却のためにスロー走行を強いられ、アタックするマシンとのスピード差が大きいので、周囲の状況に細心の注意を払って走らなければならないし、(その状況を逐次僕たちに伝えるために)エンジニアは忙しくなるはずだ。ドライバーとしては、お互いに尊重して走っているが、一方でタイヤをきちんと作動領域に入れることも必要なので、この点についてドライバーズブリーフィングで話し合うことになると思う」