レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、今シーズンここまでのチームメイトのマックス・フェルスタッペンとのギャップについて“パニックになる必要はない”と主張する。アレクサンダー・アルボンは、第2戦F1シュタイアーマルクGPで自己ベストリザルトとなる4位入賞を果たしたが、マックス・フェルスタッペンがファステストラップを狙うために最後のピットストップをする直前には40秒以上の差をつけられていた。
開幕2戦を通して、ドライでのプラクティスや予選でアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンに平均して0.5秒の差をつけられており、特に第2戦でチームとしてのメルセデスF1との戦いをアシストできなかったことにその実力を疑問視する声も上がっている。「レース2ではスタートがよくなかったし、主な問題はだいたいそこだった」とF1ハンガリーGPにむけてアレクサンダー・アルボンは語る。「だからパニックになる必要はないと思っている」「とにかくタイヤを少しうまく管理し、いつプッシュするべきかを把握することが重要だ。現時点でそこが問題だ。マシンにもう少し慣れてくればペースも上がってくると思っている」「毎回改善している。ここに来れば、マシンについての理解は深まり、マシンのフィーリングが良くなる。とにかく、そのレベルで一貫していることが重要だ。アレクサンダー・アルボンは、2019年シーズン途中にパフォーマンスを発揮できなかったピエール・ガスリーと交代する形でレッドブル・ホンダに昇格。今年がチームとの初のフルシーズンとなる。レッドブル・ホンダF1でパフォーマンスを発揮しなければならないという追加のプレッシャーを感じているかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「何も変わってはいない。F1はF1だし、すべてのドライバーがパフォーマンスを発揮しなければならないというプレッシャーにさらされている」とコメント。「もちろん、もっと良い仕事をしなければならないことは分かっているけど、それは8歳の頃からそうだったし、何も変わっていない」