レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1ブラジルGPでのルイス・ハミルトンとの接触について“過度な防御”はしたくなかったと述べ、異なる方法で状況に対処できたかもしれないと認める。F1ブラジルGPでアレクサンダー・アルボンは2番手を走行して、マックス・フェルスタッペンと1-2体制を築いていたが、残り2周でルイス・ハミルトンと接触してスピン。14位でフィニッシュしてF1初表彰台のチャンスを逃した。
ルイス・ハミルトンは接触の非を認めており、5秒ペナルティを科せられて3位から7位に降格している。アレクサンダー・アルボンは、別の方法でコーナーにアプローチできたかもしれないと認める。後から考えれば、何か違うことができたと思うかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「それもひとつだね」とコメント。「あのようなコーナーで過度に防御すれば、ターン1にむけて隙をみせてしまうことになる。タイムを失いたくない場所ではタイムを失いたくないものだ。自分の方が優れたスピードがあって、どこでも過度に防御していれば、オーバーテイクされてしまう」「それが起こってしまったのは間違いない。もう一度やり直させるならば、ギャップを広げて、もう少しコーナーをワイドに走ったかもしれない。もちろん、接触はないに限る」F1初表彰台を逃したアレクサンダー・アルボンだが、週末全体のパフォーマンスは良かったので“落胆はしていない”と語る。「僕としてはあまり落ち込んではいない。チームのためという部分が大きい」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「僕たちにとって多くのポイントを獲得できたかもしれない。でも、最終的に2台のフェラーリがポイントを獲得できなかったのでマックスにとっては良かったと思う」「チームにとって素晴らしかっただろう。僕にとってもね。でも、全体的に週末を見れば良い週末だった。まだ改善すべきエリアはあるけど、ポジティブな点の方が多かった」「もちろん、クラッシュしてしまったけど、それはネガティブな見方だ。起こり得るものだし、それがレースだ」