アレクサンダー・アルボンは、レッドブルとトロロッソのF1マシンには明らかな違いがあると語る。今年トロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、夏休み後からピエール・ガスリーに代わってレッドブルに昇格。前戦F1日本GPでは自己ベストリザルトとなる4位に入賞を果たした。
アレクサンダー・アルボンは、F1メキシコGPの木曜記者会見に出席。F1日本GPに向けて何かを変更したのか、それとも、これまで果たしてきた進歩が反映されたのかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「(全体的な進歩が)反映された部分が大きいと思う」とコメント。「日本の前に何か特別なことをしたわけではない。とにかく毎回より快適になっている。日本はとにかく本当に良いトラックだった。大好きなトラックだ。とにかく楽しんだし、僕に少し合っていた。良い週末だった」トロロッソでのシーズン前半とその後のレッドブルを比較するよう求められたアレクサンダー・アルボンは「明らかに違いあると言える」とコメント。「でも、それは全てクルマの違いだ。小さなトリックとかいろいろなことを学ぶ必要があると思う。トロロッソと費やした時間で少しドライビングスタイルが成長したし、チームを移籍して再びゼロからのスタートになった。新しいクルマに変更するたびに時間がかかるのはとても普通のことだ」F1メキシコGPは、過去2年でマックス・フェルスタッペンが2連勝を挙げるなど、レッドブルにとって得意としてきたサーキットだ。しかし、アレクサンダー・アルボンは今年はフェラーリ優勢だと予想する。「どうなるか見てみるつもりだ。僕たちは近年ほど優勝候補ではないかもしれない。僕たちはここで成功を収めてきたけど、フェラーリはいつものように非常に強いと思うので見てみるつもりだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「僕の側では自分自身に集中している。もちろん、表彰台に乗れたら素晴らしいけど、現時点ではあまりそこに焦点を合わせてはいない」関連:2019年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール