レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、10月13日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPの決勝レースで4位入賞を果たした。アレクサンダー・アルボンはスタートで8番手までポジションを落とし、マクラーレン勢の後方でレースを進める。15周目にミディアムタイヤに履き替え、好ペースで4番手まで浮上。後続との差を引き離した34周目に再びピットインしてソフトタイヤに交換すると、そのまま4位のポジションを守りきり、自己ベストリザルトとなる4位でフィニッシュした。
「4位は僕のベストリザルトだし、今週末の僕は、このチームに来てから一番うまくいったのではないかと思う」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「FP1が始まってすぐにマシンのバランスがいいと感じた。鈴鹿のようなコースで自信を持って走るにはマシンバランスが重要だし、僕は初めてのコースなのでなおさらだった。レースではさらに上位を目指して、スタートもうまくいったと思うけど、ホイールスピンが多すぎて順位を落とし、マクラーレンの後方につけることになった。彼らをパスしてポジションを取り返そうとしている間にトップ集団との差が開いてしまった」「5番手争いをしているときのランド(ノリス)とのバトルでは、彼がスペースを残してドアを開けてくれようとしたけど、少しタイトすぎた。その後、カルロス(サインツ)の前に出るためにアンダーカットする戦略はうまくいったけど、4番手に浮上したあとは単独走行になった。あとは、最後までタイヤマネージメントに気を付けながら走ることになったが、今日はマックスがリタイアしていたこともあり、チームのためにもポイントを獲得できてよかったと思うし、4位は今日なし得る最高の結果だった」「まだ改善すべき点はあるけどが、今日のペースには満足しているし、この週末で僕たちは一歩前進できたと思います。ホンダのためにも、もう少しいい結果を目指していたし、惜しいところまではいけたと思うけど、わずかにペースが足りなかった。この課題にしっかりと取り組み、メキシコでは強さを取り戻せればと思っている」