トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1イギリスGPでパワーユニットの高圧電力系に問題が発生したことでピットインすることができず、最終ラップで追い抜かれて11位に後退して入賞を逃した。ポイント圏内を走行していたアレクサンダー・アルボンは、セーフティカー導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。
しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、あと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。アレクサンダー・アルボン (11位)「タイヤのマネージメントが難しい一戦だった。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいた。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況だった。フラストレーションのたまるレースだったが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思う」
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