2019年 F1ブラジルGPの決勝レースが12月1日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが優勝。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得した。他のホンダF1エンジン勢では、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが6位、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが9位、ピエール・ガスリーが18位でレースを終えた。
ファステストラップはルイス・ハミルトンが記録した。2019年 F1アブダビGP 決勝 結果・タイム1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)4.バルテリ・ボッタス(メルセデス)5.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)6.アレクサンダー・アルボン(レッドブル)7.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)8.ランド・ノリス(マクラーレン)9.ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)10.カルロス・サインツ(マクラーレン)11.ダニエル・リカルド(ルノー)12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)14.ケビン・マグヌッセン(ハース)15.ロマン・グロージャン(ハース)16.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)17.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)18.ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)19.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)20.ランス・ストロール(レーシングポイント)【レース展開】トップ3チームではセバスチャン・ベッテルがソフトタイヤ。Q3進出ドライバー以外にソフトを選択したのはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)。ウィリアムズの2台とダニール・クビアトがハードタイヤを選択。それ以外はミディアムタイヤでのスタートとなった。ホールショットを奪ったのはルイス・ハミルトン。ルクレールがフェルスタッペンを抜いて2番手に浮上する。ピエール・ガスリーがレーシングポイントの2台と接触してフロントウイングを失ってピットイン。タイヤもハードに交換するもノーズ交換に時間がかかり、1分以上遅れて最後尾でコースに復帰する厳しい展開となる。3周目を終えてもDRSが技術的な問題によって使用できない状況でレースは展開していく。(1.ハミルトン、2.ルクレール、3.フェルスタッペン、4.ベッテル、5.アルボン)9周目、6番手を走行していたランド・ノリスがハードタイヤに交換。ソフトスタートを選択したアントニオ・ジョビナッツィもピットもハードに交換する。これでバルテリ・ボッタスが10番手まで順位を上げる。トップのハミルトンは2番手のルクレールに5秒以上の差をつけて独走状態。12周目にはダニエル・リカルドがハードタイヤに交換。13周目には2番手を走行していたシャルル・ルクレール、4番手を走行していたセバスチャン・ベッテルとフェラーリがダブルピットイン。ルクレールは4番手でコースに復帰するも、ベッテルはタイヤ交換に時間がかかり、8番手でコースに復帰する。6番手を走行していたカルロス・サインツもハードタイヤに交換して15番手でコースに復帰する。14周目、アレクサンダー・アルボンがハードタイヤに交換。セバスチャン・ベッテルの後ろでコースに復帰する。18周目でようやくDRSが使用可能になり、まだタイヤ交換せずに4番手を走行しているヒュルケンベルグに蓋をされていた、ボッタス、ベッテル、アルボンが抜きにかかる。トップのハミルトンと2番手のフェルスタッペンの差は10秒。その約7秒後ろにすでにタイヤを交換しているルクレールが続く。19周目にヒュルケンベルグがミディアムに交換する。23周目、マックス・フェルスタッペンがハードタイヤに交換してルクレールの約5秒後方で復帰する。翌周にはトップを走行していたルイス・ハミルトンがハードタイヤに交換。ルクレールの約6秒前方でコースに復帰する。ラグを訴えてながらシャルル・ルクレールを追いかけているマックス・フェルスタッペンにエンジン11、ポジション8の指示が飛ぶ。30周目、4番手まで順位を上げていたバルテリ・ボッタスがピットイン。アルボンの13秒後方の6番手でコースに復帰する。32周目、マックス・フェルスタッペンがシャルル・ルクレールを抜いて2位に浮上する。トップのハミルトンとの差は約15秒。39周目、フェラーリが再びダブルストップを実施。ルクレールがソフトに交換して3番手、ベッテルがミディアムに交換して6番手でコースに復帰する。ボッタスがアルボンを抜いて4番手に浮上する。40周目、7番手まで順位を上げていたダニール・クビアトがピットイン。ミディアムに交換して12番手でコースに復帰する。43周目、入賞圏内を走行していたカルロス・サインツがピットイン。ミディアムに交換して14番手でコースに復帰する。翌周にはダニエル・リカルドがソフトタイヤに交換してサインツの後ろでコースに復帰する。セルジオ・ペレスとダニール・クビアトがニコ・ヒュルケンベルグを抜いて8番手と9番手に浮上。48周目、ランス・ストロールがガレージにマシンを入れてリタイアでレースを終えた。残り2周、セバスチャン・ベッテルがアレクサンダー・アルボンを抜いて5位に浮上。優勝はルイス・ハミルトン、2位にマックス・フェルスタッペン、3位にバルテリ・ボッタスという順でチェッカーを受けた。ドライバーズランキングでは、フェルスタッペンが3位、ルクレールが4位、ベッテルが5位、そして、サインツが6位となった。
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