F1アブダビGPでは、前戦インドGPに続いて2つの独立したDRSゾーンが設置される。ヤス・マリーナ・サーキットは、オーバーテイクが困難なサーキットとして知られており、今年の2箇所のDRSとKERSによってオーバーテイクの増加が期待される。1つ目のDRSゾーンはターン7と8の間のサーキットで最長のストレートに設置される。
検知ポイントはターン7の約100メートル手前に設置され、ストレートの半分以上で可変リアイングを起動できるため、ドライバーはターン8〜9のシケインでオーバーテイクできる可能性が高まる。2つ目のDRSゾーンはその直後に設置。検知ゾーンはターン9に置かれ、ゆるやかに曲がるターン10の途中で可変リアウイングを起動。ターン11〜13の複合コーナーがオーバイテイクポイントになる。