角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、F1サンパウロGP決勝を17位で終えた。17番グリッドからスタートした角田裕毅は、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)と接触して10秒のタイムペナルティを受けたうえ、その処理手順にも不備があり、さらに10秒の追加ペナルティが科されるなど厳しい展開に見舞われた。
中盤以降も思うようにペースを上げられず、2度のピットストップを経てノーポイントでの完走となった。週末を通してグリップ不足とマシンバランスに苦しんだ角田裕毅は、レース後、淡々とした口調で複雑な心境を語った。今日は接触とペナルティが続きました。どんな一日でしたか?うーん、わからないですね。残念です。接触のことも正直気づいていなくて、何が起きたのかもよくわからないです。かなり離れていたと思うけど、そうじゃなかったみたいです。彼(ストロール)には申し訳ないです。それ以外は……それだけです。週末全体を振り返ると?本当に残念です。週末を通して、何もかもうまくいかなかったです。何かがうまくいくと、別のところがダメになる感じで、全体としては最悪の週末のひとつでした。理由はわからないけど、とにかくグリップが全然なくて苦しみました。それだけです。
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