角田裕毅が、2025年F1イギリスGPに向けての意気込みを語った。前戦オーストリアGPでは期待に反して苦戦を強いられた角田裕毅だが、マシンへの理解が進んでいる手応えもあり、予選での速さを武器に巻き返しを狙う。今季第3戦からレッドブル・レーシングに昇格して以降10戦目となる今週末のシルバーストンでは、週末を通して一貫したパフォーマンスを発揮し、ロングランでの改善を果たせるかが焦点となる。
角田裕毅はチームとの連携をさらに深め、母国グランプリを迎えるチームに確かな貢献を果たしたいと考えている。「オーストリアは僕たちにとって厳しい週末でした。僕自身すごく期待して臨んでいただけに、思ったような結果にならなかったのは残念でした。でも、それを受け入れて前を向くしかないと思っています」と角田裕毅はコメント。「マシンに対する自信はどんどん高まってきているので、ロングランでペースを引き出せなかったのは本当に悔しかったです。チームと一緒に、週末を通して安定したパフォーマンスが出せるよう取り組んでいるところです」「ポジティブな点としては、予選では良いパフォーマンスができるという手応えもありますし、それを実際に見せることもできています。あとはセットアップをしっかり決めて、カナダのときのように良いラップをまとめられるようにしたいと思っています(あのときはグリッドペナルティがありましたが)」「今週はしっかり結果を出して、チームのみんなのためにも、自分がどれだけの力を持っているかをしっかり示したいと思っています」