角田裕毅は、“パパ”になったレッドブル・レーシングのチームメイト、マックス・フェルスタッペンを祝福した。F1界に嬉しいニュースが届いた。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、パートナーのケリー・ピケとの間に第一子が誕生したことを明らかにした。カップルは「ようこそ、愛しいリリー。この上ない贈り物に、私たちの心は満たされています。あなたを心から愛してる」とInstagramで娘リリーの誕生を報告した。
フェルスタッペンが父親になったという知らせに、F1パドック内からも次々と祝福の声が上がっている。チームメイトの角田裕毅は金曜日にビデオメッセージを投稿。「ヘイ、ビッグダディ。おめでとうございます!ケリーと赤ちゃんにたくさんの幸せがありますように。赤ちゃんに会えるのが楽しみです」と温かいメッセージを送った。また、レッドブルのチーム代表で3児の父でもあるクリスチャン・ホーナーも「マックス、おめでとう。家族に素晴らしい仲間が加わったね。夜泣きと早起きに備えるんだぞ。それから、おむつ替えは義務だよ!」とユーモアを交えつつエールを送り、「ケリー、そしてケリーの娘ペネロペにとっても素晴らしい出来事。本当におめでとう」とコメントした。ピケが三度のF1ワールドチャンピオン、ネルソン・ピケの娘であることを踏まえ、新たに誕生した子どものモータースポーツ系譜についてホーナーはこう付け加えた。「でもね、こう思ってしまうんだ――あの子の遺伝子ってとんでもないよね」「フェルスタッペンとピケの子どもだよ?もし競走馬だったら、価値はとんでもないことになってるよ!まあでも、彼(マックス)にとっては少し人生が変わることになるだろうね」フェルスタッペンのパフォーマンスに父親になったことが影響する可能性について問われたホーナーは、そうはならないと示唆した。「そうは思わない」とイギリス人のホーナーは説明した。「彼はとても冷静な人間だ。彼には義理の娘(ペネロペ)もいるしね。とにかく落ち着いていて、家族との時間も楽しんでいる。だから彼にとっては普段通りの仕事ということだ」「もちろん誇らしいことだ。彼とケリーにとって女の子を迎えられたのは素晴らしいことだし、人生における新たな達成であり、違った視点を与えてくれるだろう。でも彼にとっても家族にとっても素晴らしい出来事だね」そして遠い将来について、ホーナーは娘・リリーがF1を走るモナコ出身の新たな女性ドライバーになる可能性に思いを馳せた。「うん、もちろん」と彼は答えた。「なぜ女性じゃダメなんだい?さっきも言ったけど、あの小さな女の子の血統は本当にすごいよ。誰かがすぐに契約オプションを取りに行くかもしれない。でも――そう、なぜダメなんて言う必要がある?」このニュースにより、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは「唯一の“F1パパ”」の座をフェルスタッペンと分かち合うことになった。メディアデーでこの話題を振られると、「昨年末にペレスやケビン(マグヌッセン)がいなくなってから、唯一の父親だったんだ。彼もそのクラブに仲間入りだね。いい子で寝てくれるといいけど!本当に色々と発見のある、素晴らしい体験になると思う」と語った。2021年に娘ノエミ・スカイが誕生しているヒュルケンベルグは、「子どもができるとドライバーのパフォーマンスが落ちる」という見方についても言及。「自分を見て判断してくれ。統計を見てもらえば分かるよ」と述べ、「ヘルメットを被ってコースに出れば、外の世界のことは忘れて完全に集中している。むしろ自分にとってはプラス。人生がより豊かになったことで、F1に向き合う姿勢にも良い影響があったと思ってる」と自信をのぞかせた。フェルスタッペンは今週木曜のメディア対応を欠席し、出産に立ち会うためモナコに滞在していた。 この投稿をInstagramで見る Oracle Red Bull Racing(@redbullracing)がシェアした投稿