角田裕毅(RB)は、2024年F1 サンパウロGP(ブラジルグランプリ)の決勝を7位でフィニッシュした。午前中の予選で自己ベストとなる3番グリッドを獲得した角田裕毅は、ウェットコンディションの難しい路面でDRSが使用不可という状況も相まって序盤は3番手のポジションをキープしていた。
エステバン・オコン(アルピーヌ)に抜かれて4番手となった角田裕毅は、28周目にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がスピンしてVSCが入ったタイミングでフルウェットの賭けに出た結果、その後の数周でインターミディエイト勢よりも速いラップタイムを刻んで期待を抱かせた。しかし、その後、雨脚が強まったことでセーフティカーが導入されたことでそのアドバンテージは削られ、さらに33周目にフランコ・コラピント(ウィリアムズ)がクラッシュしたことで赤旗中断となり、せっかくのギャンブルは水の泡となる。リスタートで6番手から8番手に順位を落とした角田裕毅は、そこから順位を上げるチャンスは訪れずにチェッカー。7番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に10秒ペナルティが科されたことで、7位に昇格した。「今朝は予選で自己最高の結果を残すことができました。3番手からレースをスタートできることにとても満足していました」と角田裕毅葉コメント。「全体的に見ると、チームは素晴らしい仕事をしてくれました。昨日は、スプリントレース後にマシンに多くの変更を加えたのですが、コンディションが異なっていたため、正確な比較は難しかったものの、良い方向転換ができました」「午後のレースでは、スタートと最初のスティントはうまくいき、全体的には自分のドライビングに満足しています。しかし、残念ながら、いくつかのことが僕たちに不利に働きました。レース中に不運にも赤旗が出てしまい、アルピーヌが多くのポイントを獲得したことは、コンストラクターズ選手権での僕たちの順位にとっては残念な結果でした」全体的には、結果が数字に表れていないので、複雑な気持ちですが、またポイントを獲得できたのは嬉しいです。今週末はポジティブな要素がたくさんありました。残りの3レースでも、引き続き全力を尽くします」
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