角田裕毅が、F1でチームメイトだったニック・デ・フリースにエールを送った。昨年、ニック・デ・フリースは、アルファタウリからF1でフル参戦デビューを果たして角田裕毅とタッグを組んだが、成績不振を理由に解雇。その後、フォーミュラEやトヨタとのWEC世界選手権で活動し、今週末はチーム・インパルからスーパーフォーミュラに初参戦する。
ニック・デ・フリースの走りを見るのは楽しみかと質問された角田裕毅は「そうですね、彼は良い仕事をすると思います」とコメント。「でも、プラクティスセッションが少ないと聞いています。実際、スーパーフォーミュラのドライバーのほとんどは、すべてのトラックで多くの経験を積んでいます。そういう意味では、彼にとっては簡単ではないでしょう」「でも同時に、彼の才能と速さは知っています。ええ、彼には優勝や表彰台に上ってほしいと思っています」「レベルに関してですが、スーパーフォーミュラは、正直なところ、僕はそのグループで走ったことはない。でも、実は16歳の頃、今思えば、シングルシーターの世界に足を踏み入れたばかりとき、日本のプロのドライバーたちを見ていて、プロのドライバーの一人と走っていました。その頃の多くのことを学びました」フォーミュラE東京大会でニック・デ・フリースと再会した角田裕毅。「彼らはとても速く、レベルも非常に高いと思います。知識、フィードバック、すべてにおいて、彼らはとても賢明です。ですから、ええ、つまり、非常に競争の激しいレースシリーズのひとつであることは確かです」何年か先にスーパーフォーミュラで走っている姿を想像できるかと質問された角田裕毅は「そうですね。いずれは走ってみたいマシンです」と語った。「いろいろな話を聞きましたが、コーナーリングスピードはF1とある意味で似ているそうです。特にリアム(・ローソン)から聞いた話ですが、コーナーリングスピードはF1と非常に似ていて、Gフォースを強く感じるとのことでした。それに車体がとても軽い。走るのは楽しそうですね」