角田裕毅は、英メディア『The Race』がレースファン調査で「最も過小評価されているF1ドライバー」の1位に選ばれた。また、「最も人気のあるF1ドライバー」でも9位にランクインした。The Raceは今年初め、2,300人を超える回答者が、お気に入りのドライバー、チーム、チーム代表は誰か、F1で最も過小評価されているドライバーは誰かなどの質問に答えた。 回答者は103か国から集まり、上位10か国(英国、米国、オーストラリア、インド、カナダが上位)が回答の4分の3を占めた。
最も人気のあるF1ドライバー 回答者に好きなF1ドライバーを3人まで選んでもらうよう尋ねたところ、マクラーレンのドライバー、ランド・ノリスがトップに立った。回答者の15%がランド・ノリスを選び、フェラーリのシャルル・ルクレールが11%で2位となった。彼らの後ろでは、3位をめぐる争いは激戦となった。10%がオスカー・ピアストリを選んだが、オーストラリア人回答者の中では1位だった。これは、アストンマーティンの2度の世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソを1票差で破るには十分だった。ルイス・ハミルトンは、この調査で英国の回答者(回答者の29%を占める国)の中では2位だったが、世界では5位、フェラーリのドライバー、カルロス・サインツはハミルトンにわずか2票差で6位となった。現F1チャンピオン3度のマックス・フェルスタッペンはオランダ人投票者の中でトップ(オランダ全土の投票の26%)となったが、世界全体では8%で7位だった。一方、アレックス・アルボン、角田裕毅、ダニエル・リカルドがトップ10入りを果たした。最も人気のあるF1チームマクラーレンは、最も人気のあるドライバーの1位と3位を擁していただけでなく、回答者にお気に入りのチームを尋ねたところ(今回も3チームまで選択可能)でもトップに浮上した。マクラーレンは28%の票を獲得し、調査対象となった主要各国で最も人気のあるチームとなり、23%の票を獲得したフェラーリを上回った。ウィリアムズ(14%)がレッドブル(10%)とメルセデス(10%)を抑えて3位となった。アストンマーティンは、RB、ハース、ザウバー、アルピーヌを上回り、6番目に人気が高かった。 最も人気のあるF1チームボス「あなたのお気に入りのチーム代表は誰か」という質問では、フェラーリのチーム代表フレッド・バスールが明確な勝者となった。バスールは全投票数の36%を獲得し、ウィリアムズの代表ジェームズ・ヴォールズは17%で2位となった。トップ3の最後を飾ったのはマクラーレンの代表アンドレア・ステラだった。The Raceの調査によると、4番目に人気のあるチーム代表はメルセデスの代表トト・ヴォルフで、レッドブルの代表クリスチャン・ホーナーを11票差で破った。小松礼雄(ハース)とマイク・クラック(アストンマーティン)はそれぞれ1%の票を獲得した。 他の3人のチーム代表はいずれも得票率が1%未満だった。最も過小評価されているF1ドライバー 回答者には、F1グリッド上で最も過小評価されているドライバーは誰だと思うかという質問も行われた。RBの角田裕毅が19%の票を集めて最も人気の高い回答となり、アレックス・アルボンとニコ・ヒュルケンベルグがトップ3を占めた。サインツはピアストリ、バルテリ・ボッタス、ピエール・ガスリー、ジョージ・ラッセル、エステバン・オコン、ノリスを抑えて4位となった。
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