角田裕毅は、2023年F1第20戦メキシコGPの予選を15番手で終了。決勝は最後尾スタートが決定している。スクーデリア・アルファタウリは、メキシコGPに先立って、5基目の内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K を含むパワーユニットのすべての要素を変更することを選択した。エネルギーストアとコントロールエレクトロニクスも3基目を投入した。
また、制限数パーツもいくつか変更され、角田裕毅のマシンは5基目のギアボックスケースとカセット、5基目のギアボックスドライブライン、ギアチェンジコンピーネント、補助コンピーネントの変更を受けた。これにより、決勝で“バック・オブ・ザ・グリッド”ペナルティを受けることが決定している。予選Q2に進出した角田裕毅は、スクーデリア・アルファタウリのチームメイトであるダニエル・リカルドにスリップストリームを与えるアシスト役に徹した。「ペナルティを受ける必要があることは分かっていたので、チームに対して出来る限りのことをしました。ダニエルを助けることができて良かったです」と角田裕毅はF1TVのインタビューで語った。「いずれにしろ、今週の僕たちのクルマは本当に速いみたいで、その必要はなかったかもしれませんけどね。でもトウによって更なる自信を与えることができます」「明日何ができるかを見て、ベストを尽くしてポイント獲得を目指します」角田裕毅(15番手)「まずはチームとダニエルが素晴らしい仕事をしました。自分がエンジンペナルティを受けることは分かっていたので、チームメイトのチャンスを最大限に生かしたかった。2台ともQ3に進出できる可能性があっただけに悔しいけど、自分の走り、チームとチームメイトを助けることができたことに満足しています。フリー走行では主にレースペースに集中したので、明日のマシンは強いと確信しています。再びベストを尽くして、可能な限りオーバーテイクできるように頑張ります。僕たちのクルマの特性はこのコースに合っているようだから、2台ともポイント圏内でフィニッシュすることを目指します」
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