スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストが、チームで3年目を迎えている角田裕毅について語った。フランツ・トストは、今季限りでチーム代表を辞任。角田裕毅がスクーデリア・アルファタウリで4年目を迎えることになる2024年はアドバイザーとしてチームを支えることになる。
今季、スクーデリア・アルファタウリは苦戦を強いられているが、前戦アメリカでは、角田裕毅がチームの今シーズンのベストリザルトとなる8位フィニッシュ、さらに日本人として3人目となるファステストラップをマークして、合計5ポイントを獲得した。「裕毅はいいレースをいくつか見せてくれた」とフランツ・トストはコメント。「ルクレールとハミルトンの失格で2つ順位を上げたことも忘れてはならない。そうでなければ、彼は10位でフィニッシュしていただろう」「だが、彼サイドからの非常にコントロールされたレースだった」「また、彼のタイヤマネジメントは本当に素晴らしかった。彼は3年目のシーズンを迎えて、すべてのこと、特にタイヤのことをよく理解している」「そしてレースもうまくこなしている。彼はレースをよりよく理解している。今の彼ははるかに成熟してレースを読んでいる。したがって、彼は良いレースをした」「彼のベストレースだったかどうかはわからない。だが、彼は本当にいいレースをした」角田裕毅のポイント獲得により、スクーデリア・アルファタウリは、コンストラクターズ選手権9位のハースF1チームに2ポイント差まで迫った。順位を上げるのは十分なマシンがあるかと質問されたフランツ・トストは「マシンには十分なものがあると思う」とコメント。「彼らの前に出ることはできるが、前に出ることとポイントを獲得することは別の話だ。トップチームがすべてフィニッシュすれば、1位から10位以内に入り、ポイントを獲得するのはそう簡単ではないからだ」「だが、もちろん、我々はベストを尽くす。まだ4レース残っている。これからもいいレースをして、それたのチームを打ち負かすことができると楽観的に考えている」
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