角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2023年F1モナコGPの決勝を15位で終えた。9番グリッドからスタートした角田裕毅は、そのポジションを維持してレースを進める。しかし、中盤にモンテカルロ市街地コースに降り注いだ雨が状況を一変させる。角田裕毅のマシンはブレーキトラブルに見まされ、コースに留まっていくのもやっとの状態となってしまった。
「特にドライコンディションではいいペースで走れて期待していたので、残念な結果になりました」と角田裕毅はコメント。「雨が降り出し、ミディアムタイヤからインターミディエイトタイヤへピットストップを行うタイミングは完ぺきでした。しかし、週末を通して抱えていたブレーキの問題が雨の中で特に出てしまい、まるで助手席に乗っているかのようにコントロールするのが困難でした」「ポイント獲得が見えていた分、僕もチームも悔しい結果になりました。改善点はまだありますが、この週末でポジティブな点はたくさんあったので、次戦のバルセロナへ気持ちを切り替えて進みたいと思います」