角田裕毅は、2025年シーズンに機会があれば、シニアチームであるレッドブル・レーシングに昇格する準備は整っていると考えている。F1参戦3年目の角田裕毅は、レッドブルの若手ドライバーの筆頭格である。ピエール・ガスリーとともに2年のシーズンを過ごした後、今年はニック・デ・フリースとともに事実上のアルファタウリのチームリーダーを務めている。
高い評価を得てF1に参戦した角田裕毅だったが、速いが脆いことをすぐに証明してしまった。だが、昨年はスクーデリア・アルファタウリでより成熟した走りを見せ、彼のドライビングの弱点の多くは解決された。これにより、チームプリンシパルのフランツ・トストは、2025年に向けてシニアチームであるレッドブル・レーシングへのステップアップの準備が整っているだろうと示唆した。2025年にレッドブル・レーシングに乗る準備はできているかと質問された角田裕毅は「正直なところ、アルファタウリで今できることに集中しています」と答えた。「まだ、取り組むべきことはたくさんあります」「もちろん、彼(トスト)の特にポジティブなコメントを聞くのはうれしいです」「F1ドライバーである以上、トップチームから声がかかったら、常に準備ができていなければなりません」「結局のところ、誰でも準備はできていると思いますし、毎レースどれだけ自分の力を引き出せるかです」「準備はできていると感じていますが、同時に、まずは自分自身をもっと向上させる必要があります」レッドブルはマックス・フェルスタッペンと長期契約を結んでおり、セルジオ・ペレスは昨年、2024年シーズンの終わりまで続く新契約に合意している。レッドブルは、フォーミュラEチャンピオンがF1で成功できると信じてデ・フリースを起用し、他にも多くのドライバーを抱えている。その中にはダニエル・リカルドや、現在レッドブルのテスト兼リザーブドライバーとして働きながら、日本のスーパーフォーミュラに参戦しているリアム・ローソンも含まれている。2025年以降、クリスチャン・ホーナーは、現在のグリッドがこのスポーツで最も競争力のあるドライブの1つを獲得するために動く前に、選択の余地を残している。
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