スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、2023年F1バーレーンテスト2日目に85周(460.020 km)を走り込んだ。午前中の走行を担当した角田裕毅のベストタイムは1分35秒708とトップから4秒遅れの最下位だったが、この日はロングランでのデータ収集に専念。最終日となる明日、ショートランに取り組むと語った。
「今朝のセッションは、他のマシンに比べて最も多くの周回数を稼ぐことができたので、良いセッションだったと思います。また、昨日予定していた周回数には届かなかったので、プログラムの遅れを取り戻すことができました」と角田裕毅はコメント。「今日は主にロングランに集中し、そこでいくつかの制約を見つけましたが、同時にレースに向けて良いデータを収集することができたので、明日につなげることができるというポジティブな面もあります」「全体としては、自分の走りとチームへのフィードバックに満足しているし、常に改善させています。このような仕事を続けて行って、明日からショートランに取り組むことに興奮しています」スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「午前は裕毅が乗り込み、まずは通常のレーキ走行を行った後、そのままレースシミュレーションを行い、第1戦の準備を開始した」とプログラムを説明。「2ストップ作戦を完了し、その一環として新しいピレリC1コンパウンドをテストし、来週に向けて重要なデータを収集した。「暑いコンディションでのバランスを改善させるためのセットアップを行って裕毅は午前を締めくくった」