角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1第11戦オーストリアGPの決勝を16位で終えた。スプリント後「他のマシンとは段違いで遅かった」と懸念していた角田裕毅。その状況は決勝でも改善されず、完走中で最下位となる17位でチェッカー。レース後にセバスチャン・ベッテルに5秒ペナルティが科されたことで16位に繰り上がった。
「本当にたいへんで、長いレースでした」と角田裕毅はコメント。「今週末は全くペースが上がらず、FP2以降はマシンがあちこちでスライドしてしまい、本当に苦労しました。この週末がなぜこんなにも困難だったのか、データ上では何も見えてきていません」「この状況において、個人的なパフォーマンスとしてはこれ以上できることはなかったと思います。今シーズンの中でもっとも難しい週末となりました」