元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、アルファタウリ・ホンダが2022年も角田裕毅を起用し続けることに驚いているが、2022年以降の将来はないと考えている。角田裕毅は、ジュニアカテゴリーを急上昇し、プレシーズンテストで強力なテストパフォーマンスを見せた後、アルファタウリ・ホンダでF1デビュー。多くの人が明るい未来を期待した。
だが、F1デビュー後は一貫してフォームを見つけることができず、シーズン前半戦にはクラッシュが多発。チームメイトのピエール・ガスリーとのパフォーマンス差も相まって、角田裕毅は自身を失った。だが、アルファタウリは、ホンダが支援する角田裕毅に大きな期待を寄せており、2022年も起用し続けることを決断。その決定には角田裕毅自身も驚いたと語っている。「シーズン前半はかなり一貫性がなかったので、僕サイドとしても、来年も残留できることに少し驚きました」と角田裕毅はモンツァで記者団に語った。「とにかくクラッシュが続いていましたし、チームにたくさんのお金を使わせてしまいました」デビッド・クルサードは、パフォーマンスだけでなく、角田裕毅の無線での言葉遣いがレーシングドライバーの言葉ではないとし、2022年以降に角田裕毅がグリッドにいることは思っていないと語る。「彼はどの惑星から来た? あれはレーシングドライバーの声ではない。彼は小さなバッグを荷物を詰めて今すぐ家に帰るべきだと思う」とデビッド・クルサードは Channel 4 に語った。「彼はクラッシュし続けているので、彼らが引き留めたことにショックを受けた」「私なら今すぐ飛行機のチケットを予約するだろう。彼は来年の終わりを超えてF1にいることはないだろうからね」1996年のF1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは、角田裕毅がピエール・ガスリーというフォームドライバーと対峙していることを念押ししながらも、ホンダの支援が角田裕毅がグリッドいられる強力な役割を果たしていることを指摘した。「彼はホンダに関わっている。それがここにいる要素であることを忘れてはいけない」とデイモン・ヒルは説明した。「ピエール・ガスリーはトップフォームであり、彼は非常に高い評価を得ているドライバーだ。彼の結果は素晴らしいと言わざるを得ない」