アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを13位でチェッカー(後に12位に昇格)。入賞の可能性もあっただけに赤旗中断後のスピンを悔やんだ。最後尾からスタートした角田裕毅は、オープニングラップで最後尾から14番手までジャンプアップ。ペースの上がらないチームメイトのピエール・ガスリーを交わして、序盤で13番手まで順位を上げた。
34周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)が激しくクラッシュし、レースは赤旗中断。この中断によって、各車はタイヤ交換が可能となり、角田裕毅はソフトを装着。リスタートで9番手までポジションを上げたものの、ターン2でスピンを喫してポイント圏外まで順位を落としてし、13位でチェッカーを受けた。「見ていたファンの皆さんにとっては、素晴らしいレースになったと思いますが、僕は自分自身にがっかりしていますし、チームにも申し訳なく思っています」と角田裕毅はコメント。「いいレースができていて、ペースもすごくよかったので、赤旗中断後のスピンは本当に残念でした。ウエットでF1マシンを走らせるのは初めてでしたが、慎重に、特に加速では気を付けなければならないと学びました」「レインコンディションの中、インターミディエイトタイヤでスタートしたのも難しかったのですが、異なるコンディションでこのタイヤがどう機能するのかを理解する貴重な機会になりました。今日はポイント獲得が可能だったはずですが、すべてが学びになったので、この経験を次戦に活かしていきたいと思います」2021年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)3.ランド・ノリス(マクラーレン)4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)5.カルロス・サインツ(フェラーリ)6.ダニエル・リカルド(マクラーレン)7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)8.ランス・ストロール(アストンマーティン)9.エステバン・オコン(アルピーヌ)10.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)11.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)12.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)16.ミック・シューマッハ(ハース)17.ニキータ・マゼピン(ハース)DNF.バルテリ・ボッタス(メルセデス)DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)DNF.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
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