角田裕毅が、アルファタウリ・ホンダF1との初テストを終えて記者会見で日本語で心境を語った。ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、11月4日（水）にイモラ・サーキットでアルファタウリ・ホンダとF1初テストに挑んだ。アルファタウリ・ホンダの2018年F1マシンを走らせた角田裕毅は、フリー走行に出走に必要なスーパーライセンス取得のための300kmの走行を無事にこなした。
「今日はすごく前進できたセッションだと思いました。300kmのターゲットを与えられているなかで無事に352kmそうはできて、まず本当にほっとしました」と角田裕毅は語る。「午前中はレインタイヤとハーフウエットをドライで使い分けならら、完全にドライで走れなかったんですけど、それが逆にクルマに慣れるいい練習機会ですごくコントロールの練習になりましたし、コントロールできたおかげで、午後のドライセッションへのさらにコントロールの幅が広がったので、思ったよりも楽にドライでペースを上げることができました」現在、ランキング3位につけているFIA F2との兼ね合い次第だが、角田裕毅はフリー走行1回目への出走の可能性もある。その場合、1ポイントのスーパーライセンスポイントを獲得できる。「バーレーンではフリープラクティスを走れるかわからないですけど、もし走った場合、すごくアダプトと切り替えがすごく必要なレースウィークになると思うので、自分にとっても大きなチャレンジでもありますし、本当にすべての経験を詰め込まなくちゃいけないので、それに向けて大きい準備をしていきたいなと思います」「今回携わってくれた関係者、チームのメカニックとエンジニアとフランツ（トスト代表）さんとホンダさんにエンジンを用意していただいて本当に感謝しています」