プジョーは、近い将来のWRC復帰を否定。ラリークロスに参戦した方が価値があると述べた。現在、プジョーはハンセン・モータースポーツととっもにラリークロスに参戦する傍ら、来年ダカール・ラリーに参戦するために2008 DKRの開発を進めている。「現在のWRCにはそれほどの知名度はない」とプジョースポーツのディレクターを務めるブルーノ・ファミンはコメント。
「WRCは、2度の南アメリカへの移動があるヨーロッパの選手権であり、ほとんど世界という定義ではない」「アルゼンチン、カナダ、トルコ、そしてロシアでのラリークロスの方がいい。このシナリオの方が私にはずっと良く思える」「WRCの将来は非常に厳しくなると思っている」ブルーノ・ファミンは、フォルクスワーゲンのような支配的なメーカーを打ち負かせたとしても、プジョーの復帰に価値があるとは確信していない。「フォルクスワーゲンに勝つためには少なくとも40mが必要になるだろうし、我々にはその予算はない。我々がそれをやっても価値があるだろうか?」「私が聞いた感じでは、フォルクスワーゲンはWRCからのリターンにあまり満足していない。何年留まっているかわからない」「とりわけ、TVでスペクタクルを提供するプロモーターが必要だろう。だが、残念ながら、誰にも見えていない」プジョーは2005年にWRCを撤退するまで、48勝を挙げ、5つのマニュファクチャラータイトル、4つのドライバータイトルを獲得した。
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