MINIは、2012年シーズン末でWRCから撤退。ワークスチームであるMINIポルトガルへの財政支援を終了することを発表した。2011年にWRCに復活したMINIだが、わずか2シーズンで撤退することになった。MINIブランドを統括するカイ・セグラー副社長は「MINIは2012年末をもち、WRCへのワークス参戦を中止します」と述べた。
「シーズン終了までWRCチームMINIポルトガルは、2012年の全ラリーに参戦していきます。FIA規定に則り、MINIジョンクーパーワークスのためのWRCホモロゲーションは達成されます。こうすることで、カスタマーラリーベースで、WRCを継続する人への必須条件は達成されます」「非常に厳しい商業環境のなか、MINIは、MINブランドの友人たちがモータースポーツに参戦し続けられるようにアクティブな役割を果たしてきました」「MINIファミリーは、様々な国際的プラットフォームでその存在感を維持し、カスタマーとさらに親密になっていきます」「MINIジョンクーパーワークスWRCが、今後もWRCやその他の選手権で活躍する姿を見るのを楽しみにしています」「プロドライブ、WRCチームMINIポルトガル、その他良好な関係を築いてきたパートナーたちには感謝したいです。全ドライバー、チーム、カスタマーの今後のラリーでの活躍を祈っています」またカイ・セグラー副社長は「BMWモータースポーツは、今後もプロドライブと共に1.6リッター ターボエンジンの開発を継続していきます」と付け加えた。