ウィリアムズ・レーシングの2024年F1マシン『FW46』の実車が火曜日にバーレーンのサーキットで行われたシェイクダウンで初めてお披露目された。グローブに本拠を置くウィリアムズ・レーシングはこれまで、今月初めにニューヨークで行われたイベントで新カラーリングのローンチを行っただけだった。
天候が不確実であるため、今月シルバーストーンで撮影日を実行するという当初の計画を断念することを選択したウィリアムズは、代わりに公式プレシーズンテストが始まる前日に新しいFW46を発表した。ソーシャルメディアには、ローガン・サージェントがサヒール・サーキットのガレージを後にする新車FW46の姿が投稿されている。ウィリアムズは新オーナーのドリルトン・キャピタルと、昨年初めに起用されたチーム代表のジェームス・ボウルズのもとで改革を進めている。ボウルズは、チームが今シーズンに必要なステップアップに集中できるように2023年型マシンの開発を早めに切り上げることを選択した。昨年末、ウィリアムズの車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、新型マシンの見た目は根本的に変わらないが、パフォーマンスの飛躍が期待できると語った。進化なのか、それとも一歩踏み込んだ変化なのかと問われたロブソンは「その両方だと思う」と答えた。「見た目は進化しているように見えるだろうが、微妙な部分はかなり変わっている。フロントロッキングやバランス特性など、できれば大きなステップを踏み出したい。バーレーンのテストは3日間だけだが、よりチャレンジングなものになるだろう。我々が望んでいた通りの結果が得られるわけではないと私は確信しているからね」「それを最大限に生かすためにはかなり多くの作業が必要になるだろうが、見た目には過激に見えなくとも、パフォーマンスに大きな変化が見られることを期待している」 この投稿をInstagramで見る Williams Racing(@williamsracing)がシェアした投稿 ウィリアムズは昨年のコンストラクターズ選手権で7位入賞を果たしたことが励みになったが、特定のコンディションではトリッキーなFW45マシンとの戦いを強いられた。ロブソンは「一貫して一貫性がなかったと思う。いつ苦戦するかは予測できたと思うが、それは風との組み合わせだ。マシンのバランスに影響を与えるという点で、他のチームよりも我々にとってはまだ痛い」「コーナーのタイプによっては、特に190度の長いコーナーで風が吹いていると、コーナーを曲がるときに風向きが変わってしまう。そして、ある意味でフロントロックのコーナー進入は難しい」