ウィリアムズは、フライホイールの開発を手掛けるウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社の持株比率を40%から78%まで増やした。ウィリアムズは、2008年にKERS開発に向けてオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社を買収。ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社と改名した。ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社が開発を進めていたフライホイール式KERSがF1で使用されることはなかったが、その後ポルシェと提携し、ニュルブルクリンクの耐久レースに参戦する 911 GT3 Rハイブリッドに搭載されている。
ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社会長でウィリアムズF1のCEOを務めるアレックス・バーンズは「ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社の株式を増やしたことを嬉しく思っている」と語る。「この合意は、自動車産業や他の産業に応用するためのMLCフライホイールの開発に必要な資金を提供できることを意味している」「私はウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社が、顧客に価値を届け、価値ある成功したビジネスに発展すると確信している」