ウィリアムズ・レーシングは、育成ドライバーでローガン・サージェントをF1アメリカGPのフリー走行1回目に起用することを発表した。今年、F1レギュレーションでは、すべてのF1チームが2回のプラクティスセッションでルーキードライバーに割り当てなければならないと規定されている。
ウィリアムズF1チームは、今年のF1スペインGPでアレクサンダー・アルボンに代えて、フォーミュラEチャンピオンのニック・デ・フリースを走らせている。F1アメリカGPでは、ニコラス・ラティフィに代わって、アメリカ出身のローガン・サージェントがウィリアムズ FW44のステアリングを握る。「オースティンで1回目のフリープラクティスを運転するこの機会を与えられて、とても興奮している」とローガン・サージェントは語った。「アメリカGPでチャンスを与えられたことは、僕にとって非常に特別なことだ。良い仕事をするために信頼と信念を与えてくれたウィリアムズに心から感謝している」「僕にとっての目標は、新世代のクルマで可能な限り多くを学ぶことだ。この経験を最大限に生かし、本当に楽しみたいと思う」ローガン・サージェントは、昨年ウィリアムズ・レーシングのアカデミーに参加。2023年にフルタイムのF1レースシート候補に挙げられている。21歳のローガン・サージェントは、F2で印象的なパフォーマンスを示しており、ルーキーシーズンで2勝、さらに2つの表彰台を獲得し、現在ドライバーズ ランキングで3位につけている。ウィリアムズ・レーシングのスポーツディレクターであるスヴェン・スミーツは「ローガンは、トラックの内外での彼の業績を通じて、今シーズンこれまでのところ、優れたレベルの能力と成熟度を示してきた」と語った。「彼はシミュレーターセッションでのハードワークと並び、F2でレースに勝利するパフォーマンスを提供してきた。彼がオースティンでのフリープラクティスセッションに参加する機会でこれらの成果に報いるのは当然のことだと感じた」「彼がFW44のハンドルを握り、彼のパフォーマンスとフィードバックがオースティンでのレースに向けたチームの準備にどのように役立つかを見るのを楽しみにしている」