ウィリアムズが、F1アブダビテストに無名のイスラエル人ドライバーであるロイ・ニッサニーを起用したことに批判の声が挙がっている。7年連続でコンストラクターズ選手権最下位で終えたウィリアムズだが、ジョージ・ラッセルと来年F1デビューを果たすニコラス・ラティフィが半日ずつしか走行できないのに対し、ロイ・ニッサニーには合計で1日分の走行機会が与えられる。
ロシアのF1解説者アレクセイ・ポポフは「テストは2日間だけだ」と Match TV にコメント。「ラッセルは1シーズンしか完了しておらず、ラティフィは6回金曜日に走っただけだ。しかし、ロッサニー氏がお金をもたらしているので、彼らは半日しか得られません」「彼らは狂っているのか? 彼らの最後のワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルルヌーヴは、彼らのモーターホームに入ることを禁止されているが、何のために? 正気か?」実際、1997年にF1タイトルを獲得したジャック・ヴィルヌーブは、最近ウィリアムズの運営方法について定期的に批判している。「君たちはレーシングチームですか?それともビジネスですか?」とアレクシ・ポポフはウィリアムズに言及した。「マクラーレンは大企業でもあり、多くのロードカーを生産している。彼らはフェラーリやポルシェの評判に達していないかもしないが、正しい軌道に乗っている」「ウィリアムズは、彼らが何をしているのか不明確に思る。彼らはエンジニアリングサービスを販売し、カタールにいる。そして毎年、貸借対照表を発行し、黒字だと言う。まあ、お金は配当されているが、それだけだ」アレクシ・ポポフは、2020年にニコラス・ラティフィと契約するというウィリアムズの決定についても批判的だ。カナダ人の父親は、億万長者のマクラーレンの株主マイケル・ラティフィだ。「私はラティフィに対しては悪気はない。彼はいい人かもしれない。だが、その男はF2に4年間いが、チャンピオンを獲得できず、かろうじて2位を確保しただけだ」