2019年のF1ドライバーとしてジョージ・ラッセルとの契約を発表したウィリアムズだが、副チーム代表のクレア・ウィリアムズは、もう一人のドライバー候補としてエステバン・オコンを検討していることを明らかにした。メルセデスのジュニアドライバーであるエステバン・オコンは、2016年中盤にマノーでF1デビュー。翌年、フォースインディアに移籍して以降は、定期的にポイントを争っている。
しかし、ランス・ストロールの父親ローレンス・ストロールがフォースインディアを買収したことでエステバン・オコンの将来は一変。来季、フォースインディアは、セルジオ・ペレスとランス・ストロールを起用するのは確実だと考えられている。メルセデスは、エステバン・オコンの移籍でルノーと合意に達していたと考えていたが、ダニエル・リカルドの電撃移籍によってその可能性は消滅。マクラーレンのシートも獲得することができなかった。エステバン・オコンは、ウィリアムズが2019年の最後の望みだと語っており、2019年にサバティカルをとることも選択肢のひとつだとしていた。メルセデスのジュニアドライバーが1つのシートを獲得したことで、エステバン・オコンのウィリアムズ移籍の可能性は消滅したと考えられたが、クレア・ウィリアムズはジョージ・ラッセルのチームメイトとして、もうひとりのメルセデスのジュニアドライバーであるエステバン・オコンを起用する可能性も消えていないと語った。「我々はまだ多くの評価作業を行っています」とクリア・ウィリアムズは Sky Sport にコメント。「候補リストは短いです。我々は評価を行っているドライバーにとても満足していますし、最終決定を下すのに長い時間は要しないでしょう」「もちろん、エステバンも含まれています。彼を検討しないなどクレイジーなことだと思います」ジョージ・ラッセルのチームメイト候補には、現在ドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンとリザーブドライバーのロバート・クビサが候補だと考えられている。今年ウィリアムズでF1デビューを果たしたセルゲイ・シロトキンだが、チームの低迷もあり、まだ今シーズン1ポイントしか獲得できていない。ロシアGPの週末には代理人がレッドブルのヘルムート・マルコが会談しているところが目撃されており、トロロッソ・ホンダ移籍も視野に入れていると噂されている。
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