ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、2018年末でタイトルスポンサーのマルティーニとの契約が終了しても財政的な懸念はないと主張する。イタリアの酒類製造会社マルティーニは2014年にウィリアムズとタイトルスポンサー契約を締結。チーム名は「ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング」となり、伝統の赤・水色・紺の“マルティーニ・ストライプ”がF1に復活した。
しかし、マルティーニは今シーズン限りでウィリアムズのタイトルスポンサーを降りることが決定している。だが、クレア・ウィリアムズは「マルティーニの離脱については心配していない」と RaceFans にコメント。「もちろん、残念なことではあります。本音はそうです。彼らは我々がチャンピオンシップ9位だった2013年に気前よくチームに参入し、サポートしてくれましたんですからね」「彼らは本当に重要な財政的なサポートをもたらしてくれましたし、それだけでなく、我々にリフレッシュされた若々しいアイデンティティを与えてくれました。我々は本当にそれを求めていました。そして、人々はそれを受け入れました」「彼らはウィリアムズ・ファミリーの一員です。彼らを失うことは我々の視点からは良くないことです。ですが、我々はそれを置き換えることができるでしょう」しかし、クレア・ウィリアムズは、マルティーニの代わりは必ずしも別のタイトルスポンサーを獲得することではないと述べた。「彼らに置き換わるタイトルスポンサーになるのか、もしくはそれぞれ100万ドルを与えてくれる10のパートナーになるかは気にしていません。我々にレースをする予算がある限りは、それはあまりに重要なことではありません」「これは我々にとってチャンスです。タイトルパートナーがやってきて、タイトルパートーになることを望んでくれるのであれば、素晴らしいことです。ですが、もしそうならなくても我々は2本の足で立つことができる十分に強いブランドです」