ウィリアムズは、F1アブダビGP後に行われるピレリのタイイヤテストにレースドライバーのランス・ストロールに加え、ロバート・クビサとセルゲイ・シロトキンを走らせることを発表した。ピレリのタイヤテストの201年の最終戦F1アブダビGPの後、28日・29日の2日間にわたってヤス・マリーナ・サーキットで行われる。
初日はロバート・クビサが午前中、ランス・ストロールが午後にFW40で走行を実施。2日目は午前中と午後にセルゲイ・シロトキンが走行した後、ロバート・クビサが再び走行を行う。F1アブダビテストは、ピレリの2018年の候補タイヤを評価するために実施されるが、ウィリアムズは新しいタイヤとともにドライバーを評価するために用いる。ウィリアムズは、今シーズン限りでフェリペ・マッサが引退。ロバート・クビサを筆頭に、ポール・ディ・レスタ、パスカル・ウェーレイン、ダニール・クビアトが後任候補に挙げられている。2011年にラリーでの事故に腕に重傷を負い、シングルシーターでの有望なキャリアが断たれていたロバート・クビサだが、今年6月にバレンシアで事故以来6年ぶりとなるF1テストをルノーとともに実施。ロバート・クビサは、ルノーの2018年のドライバー候補に挙げられていたが、ルノーはカルロス・サインツとの契約を決断。その後、ウィリアムズのドライバー候補として報じられるようになり、9月には元F1ワールドチャンピオンでウィリアムズとコネクションがあるニコ・ロズベルグが、マネジメントチームに加入。先月、ウィリアムズは、ハンガリーでプライベートテストを実施し、ロバート・クビサとポール・ディ・レスタが2014年のウィリアムズのF1マシンを走らせている。また、このテストの発表とともに、ウィリアムズはランス・ストロールが2018年のドライバーを務めることを正式発表した。