ウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズは、フェリペ・マッサはペイドライバーとしてチームと契約したのではないと述べた。フェリペ・マッサは、ブラジルの石油会社ペトロブラスを始めとする南米のスポンサーをもたらす可能性があるとされているが、ウィリアムズは、フェリペ・マッサの能力が第一だったと主張した。
「我々ウィリアムズにとって最も重要なことは常に才能です。それはドライバーの商業的利益や魅力よりもプライオリティでした」とウィリアムズはコメント。「フェリペはペイドライバーではありません。彼もそれを非常に明白にしていますし、我々は才能で彼を起用しました。彼はコックピットで我々に結果を届けてくれると信じています」「今後、彼がブラジル出身であることのアドバンテージを利用できるかは我々次第です。彼らは我々のスポーツにおける最大のオーディエンスです」フェリペ・マッサは、ウィリアムズと“複数年”契約を結んだと言われており、少なくとも2015年末までウィリアムズに留まるとされている。ウィリアムズは、フェリペ・マッサがほぼタイトルを手中に収めた2008年のパフォーマンスレベルを届けることができると確信している。2009年のF1ハンガリーGP予選での事故以降のフェリペ・マッサのパフォーマンスレベルについて懸念しているかと質問されたウィリアムズは「今ではかなり昔のことです。我々にはまったく懸念はありません」とコメント。「今年、彼は結果を出していますが、フェラーリで素晴らしい仕事をしています」「ドライバーは毎年変わることができます。我々は彼のキャリア全体を見て、それを評価しています」「これはフェリペにとって再出発の機会です。彼は長い間フェラーリにいました。変化をもたらすとき、キャプターに本当の刺激を届けることがあります。変化によて良くなることがしばしばあります」フェリペ・マッサは、ドライバー発表のためにチームのファクトリーを訪問。ウィリアムズはマッサの加入がチームの大きな後押しになると確信している。「彼には、我々がこのチームのクルマの開発とパフォーマンス面を前進させるために必要な経験を持っています」「彼は今日ここにいて、計画について議論しています。全員が本当に後押しされています」「それは来年にむけて全員を本当に助けてくれます。我々は彼の加入を本当に楽しみにしています」関連:ウィリアムズ、フェリペ・マッサとの契約を正式発表