ウィリアムズは、将来のF1シート候補を育成するために、新しい若い才能との契約を予定している。現在レースドライバーを務めるバルテリ・ボッタスは、2012年に金曜フリー走行ドライバーとして包括的なプログラムを与えられていた。ウィリアムズには、開発ドライバーのスージー・ヴォルフがいるが、レースドライバーの代役を務めるサードドライバーの役割ではない。
新しい若手ドライバーのプランについて質問されたクレア・ウィリアムズは「そうですね。あります。それはウィリアムズの素晴らしいことのひとつですし、新しい才能を引き入れることは私たちがやりたいと思っていることのひとつです」とコメント。「フランク(ウィリアムズ)は、新人ドライバーを引き入れて走らせるのが好きですし、彼はそれをとてもエキサイティングなことだと考えている」「我々は、誰がいるか、誰がチームに加入するのに適切かについて注意を払っています」シルバーストンで開催された若手ドライバーテストでは、F3ユーロシリーズのチャンピオンであるダニエル・ジュンカデラがウィリアムズのステアリングを握った。今年ダニエル・ジュンカデラは、2014年のウィリアムズのエンジンパートナーであるメルセデスからDTMに参戦している。クレア・ウィリアムズは、長期的な若手ドライバーの育成プログラムを確立することを目指しているが、今のところは“数名のドライバー”を考えていると述べた。「将来的には、きちんとした若手ドライバープログラムをやりたいですが、常に予算が関わってきますし、ロータスやレッドブルのような包括的な若手ドライバープログラムを検討する前に、F1チームにとって適切な予算を確保しなければなりません」「我々が目を向けられるドライバーは数名ですし、まもなくいくつかの発表があるでしょう」