ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、2013年マシンの開発を継続することが、2014年マシンに影響を与えることはないと主張する。今年、ウィリアムズは競争力を発揮できておらず、先月のF1ハンガリーGPでシーズン初ポイントとなる1ポイントを獲得したに留まっている。
ウィリアムズは、問題を理解するためにFW35での作業を継続することが重要だと考える一方で、大幅な規約変更が行われる2014年にも集中しなければならない。しかし、クレア・ウィリアムズは、2013年の開発が、来年の進展に影響を及ぼすことを心配していないと主張する。「ウィリアムズに550人の従業員がいることは幸運です」とクレア・ウィリアムズはコメント。「改善できるように集中し続ける必要のある問題がクルマにはありますが、それは我々の支えになります」「ただ向きを変えて、来年のクルマの開発を続けるというわけではありません。両方のプロジェクトを維持できるように、リソースを堅実に配分していかなければなりません」「2014年の作業は舞台裏で進行していますし、それについての懸念はありません」現在ウィリアムズはルノー・エンジンを使用しているが、2014年からはメルセデスのパワーユニットに変更する。ターボ時代が到来する2014年にメルセデスのエンジンを使用することについて、クレア・ウィリアムズは、ウィリアムズはスタートから非常に競争力を発揮できると前向きだ。「過去2シーズン、ルノーと素晴らしいパートナーシップを築いてきました。彼らはそれ以前にも我々のエンジンパートナーでした。誰もが彼らとの我々の歴史を知っています」「しかし、我々は2014年のための決定をしなければなりませんでした。メルセデス・エンジンは分離して決定しましたし、そのパートナーシップは2014年に我々が望むものでした」「このスポーツでは、時間はすぐに動いていきますし、何が起こるかはわかりません。ルノーとの関係はずっと通行的なままです。ですが、我々とメルセデスとのパートナーシップは、我々にとって非常に重要です」「現時点でのメルセデスの位置を見れば、彼らは非常に競争的なパッケージを持っていると思いますし、彼らと働くことを本当に楽しみにしています」