ウィリアムズは、FW34が前年マシンよりも良い結果を生み出せると確信している。ウィリアムズは昨年、19戦でわずか5ポイントとこれまでで最悪のシーズンを送った。その結果、テクニカルディレクターのサム・マイケルの離脱、コスワースからルノーへのエンジン変更など、チーム内にいくつかの変化を促した。
ウィリアムズは、ヘレスでの初テスト前にルノーエンジンを搭載したFW34を発表。エンジニアリング・チーフを務めるマーク・ギランは、FW34が昨年マシンから改善していると自信をみせている。「確かな前進だ」とマーク・ギランは AUTOSPORT にコメント。「非常に異なるマシンであることは明確だし、調査して解放していく必要があることはたくさんある。昨年はマシンの挙動やタイヤの使い方によって妨げられ、個々のルートでそれらを働かせることができなかった」「マシンは昨年とは非常に異なっている。我々には改善させる必要のある特定のエリアがある。セットアップの繰り返しにも時間がかかる傾向があるし、それが今後のテストで目指していることだ」「マシンは特定のエリアで良くなさそうに見えるときもあるが、それほどラップタイムには影響しないエリアだ。だが、低速のようなラップタイムを稼げるエリアは、常に改善させるために調査している」