ウィリアムズは、2012年にパストール・マルドナドがウィリアムズのレースドライバーとして2年目のシーズンを送ることを正式に発表した。最近、ベネズエラ政府がパストール・マルドナドのスポンサーである国営石油会社PDVSAとウィリアムズとの契約条件について調査していることが報じられ、パストール・マルドナドのシートも脅かされていると報じれられていた。
しかし、ウィリアムズは2012年の引き続きパストール・マルドナドがレースドライバーを務めることを発表。もう1つのシートについては発表されてなかったが、レースドライバー候補のひとりに挙げられていたバルテリ・ボッタスがリザーブドライバーを務めることが同時に発表された。パストール・マルドナド「2年目のシーズンをウィリアムズと続けられることを嬉しく思っているし、チームの役に立てるよう全力を尽くすつもりだ。僕たちがグリッドの上位に返り咲くために頑張っている。今年はチーム全体にとってタフなシーズンだったけど、個人的に学習し、発展するチャンスでもあった。競争力をあげるために僕たちがとってきたステップが2012年とそれ以降に実を結ぶと確信している。その一員であること、そしてF1でベネズエラの人々を代表することに興奮している」フランク・ウィリアムズ「パストールは今年、速いだけでなく、一貫性と力強いレースペースを維持できることを証明した。パストールは2011年に我々がQ3に進出の全てで責任を果たしてくれたし、モナコでのレースは傑出していた。またパストールはウィリアムズでチームにとても馴染んでおり、ファクトリーや我々のパートナーに強く貢献してくれた。我々はチームを建て直し、前進している。彼は2012年に重要な役割を担うことになる」関連:ウィリアムズ、バルテリ・ボッタスを2012年のリザーブドライバーに起用