WECのLMP1クラスにプライベーターとして参戦するバイコレス・レーシングは、2017年シーズンに日産のエンジンを搭載することを発表した。バイコレスは、2016年まで2.4リッター V6エンジンであるAER P60 を搭載していたが、2017年は日産が2年前にLMP1プログラムで使用していたNISMO VRX 30A Evo 3リッター V6エンジンを搭載する。
バイコレスは、日産のエンジンに対応するために既存のCLM P1/01カーを修正する。「NISMOからのエンジン供給は我々のチームにとって非常に重要だ」とバイコレス・レーシングンのオペレーションを担当するボリス・ベルメスはコメント。「過去にはエンジンの信頼性問題による多くの問題に対処しなければならなかったが、2017年シーズンに向けては信頼性、ならびにパフォーマンスに関して大きな改善を予想している」バイコレスは、冬の間に空力アップデートプログラムにも取り組んでいる。「クルマに多数のさらなる改善に懸命に取り組んでいる」とボリス・ベルメスはコメント。「2017年のレギュレーション変更の結果、特に空力面でフロントとリアの両方に大きな改善をもたらすことができる。それに加えて、我々のデザインエンジニアは重量の削減を達死し、メカニカルコンポーネントに包括的なアップデートを投入している」
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