マーク・ウェバーは、鈴鹿での2位に満足していると述べた。チャンピオンシップをリードするマーク・ウェバーは、先週末の日本GPでチームメイトのセバスチャン・ベッテルから1秒遅れの2位でレースを終えた。「セバスチャンはいい走りをしていたし、勝利に値していた」とマーク・ウェバーは Autosprint にコメント。
「スタート前にポールポジションの彼に勝つのは難しいだろうとわかっていた」「彼をオーバーテイクしようとしなかったことには後悔していない。トライすることもできたが、僕はチャンピオンシップを考えていた。それに鈴鹿でのオーバーテイクは簡単ではない」「この段階でミスをすることはできない。2位のポイントは非常に重要だし、リスクを冒す価値はなかった」「最も重要なことは後ろとのアドバンテージを増やしたことだ」今回の結果により、セバスチャン・ベッテルがフェルナンド・アロンソと並びマーク・ウェバーの14ポイント差に迫ったが、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、最終戦アブダビGPまでひいきはしないと主張する。「常に言っているように、一方のドライバーをひいきすることは我々にとって正しいことではない」しかし、マーク・ウェバーは、チームの伝統的な優勝写真を撮影する前にヘリコプターで鈴鹿を離れている。また、マーク・ウェバーはレース終盤にセバスチャン・ベッテルのファステストラップを更新しており、BBCのコメンテーターであるマーティン・ブランドルは、チーム代表への“心理戦”を仕掛けたに違いないと述べている。セバスチャン・ベッテルは、レーススタートで彼の後ろがウェバーではなくロバート・クビサなのを見たときに安心したことを認めている。「マークやチームに対してなにかあるわけではないけど楽になったね」と語るベッテルは、その後クビサのホイールが外れたことを残念がった。「(クビサのリタイアは)もちろん、チームにとっては良いことだけど、彼が2位に留まっていてもチャンピオンシップのために異論はなかっただろう」
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