マーク・ウェバーは、2010年の残りのレースでのナンバー1待遇を要求しているとの噂を否定した。F1ベルギーGPで、ウェバーはチームメイトとのポイント差が開いてきたことから、レッドブルの「ハングリーの度合い」にもよるがナンバー1を指名する時が近づいていると示唆していた。ポイント差が24ポイントに広がったイタリアGP後には、レッドブルのコンサルタントを務めるヘルムート・マルコも「チャンピオンシップのチャンスを評価する」ために全員で話し合うと語っていた。
しかし、セバスチャン・ベッテルは、サポート役になるつもりはないようであり「チームオーダーは禁止されている」と述べていた。ウェバーのマネージャーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、「チャンピオンシップで勝ちたくないなら」レッドブルは平等性を維持すればいいとコメントしていた。スペインの Diario Sport は「ベッテルの協力? それはチーム次第だね」というウェバーのコメントを紹介。「安心していいよ。僕は何も要求していない。マクラーレンと同じだ」