マーク・ウェバーは、F1にペイドライバーが流行したことで、自分がデビューした2002年よりもF1グリッドの質が落ちたと考えている。マーク・ウェバーは、財政的な懸念が、才能よりも予算に集中することをチームに強制しており、価値のあるドライバーが見落とされていると考えている。マーク・ウェバーは、ミナルディでF1デビューした13年前よりも質は落ちている、現在のグリッドを“嘆かわしいありさま”だと述べた。
「グリッドは、F3000や多くの印象的なレースで勝ったドライバーで満席だった」「今も優秀なドライバーはたくさんいるけど、残念ながら、その多くは網をすり抜けてしまっている。嘆かわしいありさまだ」「例えば、ロビン(フラインス)は驚くべき若い才能だけど、お金を持っていない」マーク・ウェバーは、自分が面倒をみているミッチ・エバンスがF1に到達することに集中しているが、19歳のドライバーが昇格するのはまだ早過ぎると認める。ミッチ・エバンスは、2012年のGP3でチャンピオンを獲得。今年はアーデンからGP2に参戦して、表彰台に4回上がっている。来年ザウバーでF1デビューするとみられているセルゲイ・シロトキンについて質問されたマーク・ウェバーは、あまりに若いドライバーがF1に入ってくることは、安全性の懸念があると述べた。「安全について心配があるかもしれない。様子を見てみよう」とマーク・ウェバーは若くしてF1に昇格するドライバーについて述べた。「クルマを運転することはできるけど、参入するのに最適な時期だとは思わない」「僕の仕事は、ミッチが何ができるかを示すことだけど、現時点ではあまりテストがないし、その期間に彼らが何ができるかを見なければならない」「彼(シロトキン)はキミ?セバスチャン? そのうちわかるだろう」