新車MVR-02での初テストを終えたヴァージンのテクニカルディレクターを務めるニック・ワースは、初年度に抱えたほとんどの信頼性問題は解決されたと確信している。最終日、ジェローム・ダンブロシオはエンジントラブルに走行距離を奪われたが、ニック・ワースはMVR-02の信頼性は非常に励みになるものだと感じている。
「全体的に、MVR-02でポジティブな初テストができたことを嬉しく思う」とニック・ワースはコメント。「昨年問題をもたらしたシステムのほとんどが申し分なく機能していたし、多くのことを学ぶことができた」「チームは基本的な空力データ、圧力と燃料搭載量を収集し、ブロウン・ディフューザーや可変リアウイングのテストを管理した。データは我々の空力予測と相関している」「全ての新車と同様に、テストは多くの小さな問題を明らかにしたが、すぐに対処するつもりだ。しかし、主要なことは、基本パッケージの信頼性であり、それが我々の最優先事項だった」「まだいくつか部品がないため、基本的なセットアップと若干のパフォーマンスが制限されたが、バルセロナにはそれらを持ち込む予定だ。マシンは去年から良い前進を遂げている。それは我々が望んでいたことだ」