ジャック・ヴィルヌーヴが、今年のインディ500にシュミット・ピーターソン・モータースポーツから参戦することが発表された。1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは、1995年にインディ500で優勝を飾っている。ジャック・ヴィルヌーヴのシングルシーターへの復帰は、BMWザウバーから参戦した2006年F1ドイツGP以来。インディ500へは19年ぶりの復帰となる。
「シュミット・ピーターソンの共同オーナーのサム・シュミットからこの話があった。最初に話があったのは2〜3週間前なので、ごく最近の話だ。そこから話は一気に進んだ」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。「昨年インディカーを見て、新車になってからすごくエキサイティングだと感じた。そこに嫉妬を感じたし、レースをしていない自分に怒りが湧いた」「1995年にインディカーから離れ、F1の世界にいた。そこからNASCARに参戦したり、オーストラリアに行ったりといろいろな場所にいた。でも、インディに戻ろうとは思わなかった。インディカーはしばらく“暗黒の時代”が続いていたからね」「でも、今はかつての栄光の時代がまた戻ってきていると思う。レースはエキサイティングになり、ドライバーも毎年素晴らしいメンバーになっている。幸運にも今まで世界的のトップレースシリーズで戦ってきたけど、今のインディカーほど僕を興奮させることはない」「シュミット・ピーターソン・モータースポーツは、チームで最大のものを争えることを証明してきたし、サム、チームと働き、5月に備えていくことに興奮している」ジャック・ヴィルヌーヴは、今年ワールド・ラリークロス選手権に参戦することを発表している。