セバスチャン・ベッテルは、チームメイトのマーク・ウェバーは先週末のイギリスGPでの不満を公言するべきではなかったと考えている。イギリスGPでマーク・ウェバーのフロントウイングを受け取ったことで、レッドブルの幹部から優遇されていると批判を受けているベッテルは、今回の騒動では沈黙を守っている。ベッテルは、シルバーストンでウェバーが「本当の顔」を見せたとはほのめかし、「最も重要なことは、チーム内の雰囲気だ。僕たちは本当に強いマシンを持っているけど、それを止めることができるのも僕たちだ」と語っていた。
つまりベッテルは、ウェバーがフロントウイングについての不満を公言しなければチーム内で処理できたと言いたいようだ。セバスチャン・ベッテルは「僕は相手に敬意を払うように育てられた」と Bild に述べた。ウイング騒動に関してベッテルは「このようなことは公にするべきではない。チームが内部で処理するべきことだ」と語った。元レッドブルのドライバーでチームのコンサルタントを務めているデビッド・クルサードも、レッドブルはこの問題が公表されないことを望んだだろうと考えている。「マークがこっそりと不満を伝えていたら、レッドブルは間違いなくその方がよかっただろう」メルセデスGPのニック・フライCEOは、レッドブルはドライバーにははっきり説明しなくてはならないと警告している。「ドライバーはチームにとって不可欠の部分ではあるが、彼らはチームではないので、わだかまりを晴らす必要がある」「狂った人間が精神病院を経営すると大変なことになる」
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