フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、F1イギリスGPの予選を10番手でフィニッシュ。SF1000は“今日は僕には合っていないかった”と認める。セバスチャン・ベッテルにとってここまでのF1イギリスGPの週末は運にも見放されている。FP1ではインタークーラーの問題によってタイムを記録することができず、FP2でもブレーキペダルの問題によって走行時間を失った。
FP3でもブレーキペダルの問題が再発。ほとんどまともな走行ができず、リズムも自信も得られないまま、予選に臨むことになった。それでも、Q3に進出したセバスチャン・ベッテルだが、4番グリッドを獲得したチームメイトのシャルル・ルクレールには0.9秒の差がついた。また、ルクレールを含めたライバルがミディアムタイヤでスタートする一方、ソフトでのスタートとなるベッテルは、11番手以降のドライバーがタイヤを自由に選べることを考えれば、戦略的にも不利な状況に置かれている。セバスチャン・ベッテルは「リズムを見つけるのに苦労した」と認める。「マシンはそれほど悪くなかったが、今日は僕には合っていなかった。昨日はほとんどラップを走れなかったし、今朝はリズムにを掴むことに苦労してい」「Q3に到達したけど、タイヤが間違っていたため、Q3で十分な進歩を遂げられなかった。良い1日ではなかった。ソフトからスタートしなければならないし、おそらくそれは良いニュースではない」「それでも、明日はできる限りのことをするつもりだ。どんな結果が得られるか見てみよう」