セバスチャン・ベッテルが2009年を改めて振り返った。優勝4回、ポールポジション4回、レース最速ラップタイム記録3回 - 今年、レッドブル・レーシングで初めてのシーズンを戦ったセバスチャン・ベッテルは、素晴らしい成績を残した。2009年はあなたにとってどんなシーズンでしたか? 僕たちにとってはとても良いシーズンだったと思う。クルマもシーズン最後まで向上し続けた。チームにとっても僕にとっても、これまでで最高のシーズンだった。これをベースに、今後はもっと良い成績が出せるようになりたい。冬の間にじっくりとこの1...
今年のパフォーマンスには満足していますか? 優勝を目指していたら2位や3位には満足できないから、スポーツマンとしてはがっかりした。しかし、チームにとっては最高のシーズンだったし、できることは全てやってくれた。今年のチームのパフォーマンスは素晴らしかった。この結果をチームは非常に誇りに思っているし、これを力に来年再び挑戦したい。来シーズンはどのようなアプローチを予定していますか? 全面攻撃。今年がターニングポイントになるだろう。チームはとても良いパフォーマンスを発揮することができたので、来年度はこれをベースにもっと頑張りたい。来年はルールがスク押し変更になるが、僕たちには自信があるし期待できると思う。来年もレースに優勝できるクルマの作業に全員が取り組んでいる。特に印象に残っている出来事はありますか? 特別な出来事がいろいろとあった。中国、シルバーストン、鈴鹿、アブダビでの優勝な、一生忘れないと思う。全体的に良いレースが多かったが、残念ながらフィニッシュできないレースもあった。でも、優勝は最高の思い出だ。ジェンソンは世界チャンピオンにふさわしいと思いますか? もちろん、彼は世界チャンピオンにふさわしい活躍をしたと思う。 最多ポイントを得点し、シーズンが終わる1レース前にタイトルを獲得した。何の疑問もない。彼に対してはお祝いの言葉しかないよ。ブラウンが優勝し、あなた、マーク、レッドブル・レーシングが優勝しなかった理由は何だと思いますか?ひとつの問題が原因ではなく、数々の小さな問題があった。今年のレースを振り返ると、1回は戦略が完ぺきではなかったレースがあった。その他のレースではミスを犯した。ピットストップが良くなかったこともあるし、僕が間違えを犯したこともあった。まだ、学ばなければならないことはある。来年のためにそれを分析して、学び、再び同じ間違えを繰り返さないようにして、さらに良い1年にしたいと思う。
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