フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、自分にはどのF1ドライバーをも倒せる実力があると自信をみせる。2019年、セバスチャン・ベッテルはフェラーリに新加入したシャルル・ルクレールにランキングで負けた。チームメオトに負けたのはレッドブル時代の2014年のダニエル・リカルド以来となった。
しかし、セバスチャン・ベッテルは、チーム内で強力なライバルが現れた場合に対処できないとの見方を否定。ダニエル・リカルドに対しても決してパフォーマンス面で上回られていたとは考えていないと主張する。「まったくそのようには捉えていない」とセバスチャン・ベッテルは Motorsport Magazin に語った。「人々が2014年に言及していることはわかっている。順位表では負けたわけだし、数字は僕がダニエルに負けたと言っているので、そう語るのは公平なことだ。でも、2014年はいくつかのことが望んでいたようには進まなかったこともわかっている」「2014年の僕の主な目標は表彰台や5位でフィニッシュすることではなかった。僕のゴールはレースに勝つことだった。おそらくあの時の僕の姿勢はダニエルとは少し違っていた。でも、それ以上に2014年は素晴らしい一年ではなかった」「運に恵まれなかったとは言いたくないけど、何度か失望させられたし、クルマも本来の働きをしていないなど、いろいろあった。写真と数字がそれを歪めているかもしれない」2019年の奮闘により、多くの人々はセバスチャン・ベッテルがキャリアのピークを過ぎたとの見方をしている。しかし、セバスチャン・ベッテルは自分はまだグリッド上のベストドライバーの一人だと感じていると語る。「重要なことは自分がシーズンの内容を理解し、それをどう感じているかだ」とセバスチャン・ベッテルは語る。「2014年にダニエルがチームメートとして成功したのを直接目撃した。それは問題ではない」「でも、自分はF1で戦っているどのドライバーも打ち負かすことができると確信している。僕は競争を恐れてはいない」「勝ちたいという気持ちと、競争を恐れる気持ちは、相交えない2つのことだ」