セバスチャン・ベッテルは、今週末のF1ドイツGPで“去年の借りを返さなければならない”と意気込んでいる。昨年のF1ドイツGP、セバスチャン・ベッテルはレースを支配してホッケンハイムでの初勝利をほぼ手中に収めていたが、残り16周でサーキットに雨が降った際、単独クラッシュを喫してそのチャンスを自ら逃すことになった。
このミスは14番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンに勝利を与えることになり、このレースが転機となってセバスチャン・ベッテルのパフォーマンスは低下。ハミルトンは5度目のチャンピオンシップ獲得にむけて優位に進めることになった。現在、セバスチャン・ベッテルは、ドライバーズ選手権でルイス・ハミルトンに100ポイント差をつけられているが、ホームフランプリでやり残した仕事を完了させたいと語る。「僕たちは去年の借りを返さなければならない。特に僕自身がね。ホッケンハイムでのレースを楽しみにしている」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「雰囲気はいつも驚異的だし、観客は素晴らしい。去年のトラック周りのたくさんのドイツ国旗を覚えているし、本当に楽しかった」「トラックに関しては、一見するとかなりシンプルでわかりやすいトラックに見える。特に最終パートはとても楽しいけど、モトドロームはとてもテクニカルでもある。たくさんのファンがいるし、間違いなくトラックのハイライトだと思う」「ターン1はおそらく最もトリッキーなコーナーだ。とても速いし、あっという間に終わってしまうので、残りのラップにむけて良いスタートを切るためにすぐに良いフィーリングを掴むことが重要だ」関連:2019年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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