フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、シャルル・ルクレールのような挑戦を挑んでくるドライバーがいることはチームにとって良いことだと語る。昨年までフェラーリにはセカンドドライバーを演じたキミ・ライコネンがおり、セバスチャン・ベッテルはナンバー1の地位を築いてきたが、今年、そのライコネンに代わってシャルル・ルクレールが加入。
序盤戦ではシャルル・ルクレールの方が速さを見せる場面があり、セバスチャン・ベッテルを優先するチームとの間で緊張感のある会話がたびたび行われた。それでもセバスチャン・ベッテルは今季の6回の予選で5回シャルル・ルクレールを上回っており、25ポイント多く得点している。シャルル・ルクレールとの関係について質問されたセバスチャン・ベッテルは「ポジティブだと思う。僕たちはお互いをプッシュしている」と La Gazzetta dello Sport にコメント。「二人のドライバーがクルマを限界までプッシュして、限界を模索している状況はチームにとって良いことだと思う。まずはどのようにそれができるかを見つけ出して、どうやってそれらを修正できるを探ろうとしている」セバスチャン・ベッテルは、過去のチームメイトであるキミ・ライコネン、ダニエル・リカルドも決して簡単なチームメイトではなかったと主張する。「リスペクトを溜まって公正な立場で言えば、僕は過去に楽なチームメイトを持ったことはないと思う。キミが遅かったとは思わない」「シャルルに非常に才能があり、とても速いことは正当な理由で明らかだけどね」