フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2018年のF1世界選手権でもメルセデスがチャンピオン最有力候補としてシーズンスタートすると考えている。昨年の開幕戦で優勝を飾り、シーズン前半を優勢で進めたセバスチャン・ベッテルとフェラーリだったが、F1アゼルバイジャンGPでのルイス・ハミルトンへの体当たり事故以降は失速。最終的にルイス・ハミルトンから45ポイント差のドライバーズ選手権2位でシーズンを終えた。
第1回F1バルセロナ合同テストは、例外的な寒さに見舞われたこともあり初期パフォーマンスを見極めるのは難しいが、それでも倒すべきチームはメルセデスになるとセバスチャン・ベッテルは感じている。「状況はほとんど同じ感じだ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕はメルセデスが最有力だと思っておりし、そこに僕らが近づければ、去年よりずっと近づければ、素晴らしいことだ。そこから先は見てみよう。一年は長い。まだ3月だ。僕たちは11月の終わりまで前進し続けていくし、ここからシーズン末までは長い時間がある」 フェラーリは、未勝利に終わった2016年から2017年には5勝を挙げるまでパフォーマンス向上させた。今季マシン『SF71H』も同等の進歩を遂げているかと質問されたセバスチャン・ベッテウr「どんなことも可能だ。でも、その質問に答えるとするなら僕にはまだわからない」とコメント。「これまでのところ、状況は問題ないように思うけど、全員がまだ走行がとても限られているし、自分自身を判断するだけでなく、他の人たちと比較して判断することもとても難しい」 「でも、正直なところ、そこは1週目にはあまり重要ではない。とにかくクルマが確実に走ることを確認したい。でも、それも同じくらいタフだった。あまり走行することができなかったからね」「まだあまり多くのことは学べていない。クルマの第一印象としてはいい感じだと思う。それとウインタージャケットもね! 2周目はウインタージャケットを脱げることを願っているよ! もっと多くの走行ができて、全員がもう少しリズムを掴むと思う。オーストラリア前の唯一のテストなので、理想的には多くのラップを走って、良いフィーリングを掴みたい」
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